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おふぃま新聞 3月号

3月のおふぃま新聞は以下の内容でお送りします。

1.3月スタート!? 子どもへのコロナワクチン接種でわかっていることと

厚生労働省の「新型コロナウイルスに関するQ&A(企業の方向け)」では、子どものワクチン接種では保護者の同伴が原則とされるため、休暇や労働時間の取扱いについて[子の看護休暇の周知や要件緩和][失効年休積立制度などの活用]といった方法を検討してほしいとしています(問21)。

2.注目の行動面接(STAR面接)とは

GoogleやAmazonの採用手法として、「行動面接(STAR面接)」というメソッドが注目を集めています。Situation(状況:どのような場面で)、Task(任務:どのような任務があり)、Action(行動:どのように行動して)、Result(結果:どんな成果があったか)といった過去の行動を質問し分析するやり方を、行動面接といい、それぞれの頭文字をとって「STAR」面接といいます。
面接官にとっては、質問を掘り下げることによって応募者の特性や性格などがわかり、また応募者にとっても、本音で回答しやすいというメリットがあります。導入を検討する際は、企業側の評価基準をきちんと確立させ、質問の意図が明確になるように準備し、欲しい人材を合理的に見極められるように面接官同士の意識も共通させておく必要があるでしょう。

3.令和3年分一般職業紹介状況と今後の採用活動

厚生労働省によれば、令和3年平均の有効求人倍率は1.13倍となり、前年の1.18倍を0.05ポイント下回っています。令和3年平均の有効求人は前年に比べ1.6%増、有効求職者は6.6%増となっており、コロナ禍による影響が長引いている状況が読み取れます。感染拡大の状況が不透明な中、企業側も一気に採用活動を活発化するというのも難しい状況ですが、業種によってはすでに感染拡大前を上回る水準となっているようです。 また、このタイミングで優秀な人材を獲得しようと戦略的に動く中小企業もあるようです。

4.事業復活支援金の申請受付がスタート

事業復活支援金の申請受付が開始されました。新型コロナウイルス感染症により大きな影響を受ける中堅・中小・小規模事業者、フリーランスを含む個人事業者に対して、事業規模に応じた給付金が支給されるものです。申請期間は5月31日までとされ、給付上限額は、中小企業で最大250万円、個人事業者で最大50万円です。

5.BCP(事業継続計画)に対する企業の意識

帝国データバンクが行った調査の結果によると、BCP(事業継続計画)を策定していなかった企業のうち28.7%で、新型コロナのオミクロン株拡大を機に策定を検討しているそうです。ただ、BCPは感染症対策だけではなく、災害、システム障害や不祥事といった危機的状況にも備えるものです。コロナ対応が一段落しているのであれば、次の対策にも取り組みましょう。地震・火山噴火等、災厄はまさかというタイミングにこそ起きがちです。平時において危難のときを思う、の心掛けで備えておくべきでしょう。

6.会社主導の異動には十分な情報提供が活躍のカギ

パーソル総合研究所が実施した「一般社員層(非管理職層)における異動配置に関する定量調査」によると、会社主導の異動について、納得していない、かつネガティブに受け取っている層は25.4%でした。また、上司から「異動の理由について、十分な説明があった」とした層は40%に留まっています。

コラム

令和4年3月(4月納付分)に、健康保険料率が改定されます。

協会けんぽの保険料率(一部抜粋)
東京9.84⇒9.81↓ 神奈川9.99⇒9.85↓ 千葉9.79⇒9.76↓  埼玉9.80⇒9.71↓  福島9.64⇒9.65↑ 岐阜9.83⇒9.82↓  京都10.06⇒9.95↓ 大阪10.29⇒10.22↓

介護保険料率(40歳から65歳未満)は、1.80%⇒1.64%に引き下げられています。

給与計算する前に、保険料率の確認をお願いいたします。

by office-matsumoto | 2022-03-01

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